教育実習

この時期、教育実習を終えて大学生活に戻る学生が多い。先週は研究授業の参観にも出かけた。昔と違って教職課程の授業数も増えているし、実習も3週間のところが多い。現場もたいへんだと思うが、学生たちもいろいろとたいへんな苦労をして帰って来る。

ほとんどは苦労が報われて授業をする喜び、感動を味わってくる学生が多いのだが、中には生徒たちが全然歌ってくれない、ピアノを弾いても「しら~」という目に遭ってくる子がいる。私語を注意すると「お前のピアノのほうがよっぽどうるさい」などと云われたり・・・。

義務教育で音楽を教える意味、生徒たちといかに接するべきかなど、根本的な問題を考えるよい機会ではあるのだが、同時に現代社会の抱える問題も肌で感じてくるようだ。

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