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どんより払拭
九州はもう梅雨入りとか。どんよりした日が増えそう。
空気はどんよりだが、胃袋は充実している。
和歌山のイ・ボローニャでいただいた前菜、ピエモンテ州の羊乳チーズ、ロビオラは、思わず顔がほころぶ一品(チーズは本当に好き!)。
京都ブライトンホテルの「膰」(ひもろぎ)では何年に一度口にできるかというサーロインを。
あ、贅沢してるだけでなく、仕事もしてます!はい! 今日は茶漬けでええわ。
緑風爽やか
週末は崩れるかと思われた天候だが、晴天に恵まれた上に湿度も低く、清涼感あふれる日和となった。
日曜日は、緑のお庭もまぶしい和歌山の緑風舎で、宮下直子さんとデュオのコンサート。スタインウェイのフルコンサートを備える、豪華なサロン。文字通り緑風が爽やかな日曜日、このサロンでのコンサートシリーズは42回を数える。
僕は初出演だが、宮下さんはもう4回目。これまではフルートやヴァイオリンなどの楽器とのデュオだったが、今回初めてのピアノデュオ。しかも連弾。
宮下さんは藝大の同期生だが、卒業後はロンドンで勉強されていたのでお互いバックグラウンドが異なる。しかしお互いに「シューベルト好き」であることで意気投合して今回のコンサートの運びとなった。宮下さんの地元での絶大な人気もあり、ほぼ満席。
8月にはLuluホールでも。この個性的なホールの雰囲気に合わせて、今度は思い切ってフランスもので行ってみようと。こういう思い切ったトライを応援してくれるのも和歌山の空気。とても素敵。
週末は和歌山
昨日は大雨、今日は暑さが戻ったが、先週は涼しい日が多かった。
巷は物騒な事件が多く、新潟や稲毛で殺傷事件、京都の祇園四条で火事、パリとスラバヤでテロ。スラバヤは昨年訪れたところで、特に心配。
さて今週末は和歌山でデュオのサロンコンサート。宮下直子さんと再び共演で、モーツァルトとシューベルトの美しいプログラムだ。瀟洒な邸宅に、スタインウェイのフルコンサート。チケットの売れ行きもよいそうだ。よい時間を紡ぎたい。
GWはあっけなく・・・
2日水曜日は横山緑&アルフォンソ・フェーディーのチェンバロを聴きに初台の近江楽堂へ。二人はフィレンツェで活躍していて師弟関係でもある。選曲がよかった。フェーディー氏は、ダングルベール、クープラン、バッハの組曲に、彼の師であるレオンハルトが編曲したシャコンヌ。後半の横山さんはラモー、フォルクレ、スカルラッティとヴァラエティーに富んだプログラム。楽器(ジャーマン、ミートケモデル?)もよく鳴っていた。
横山緑さんは、3月にフィレンツェでお世話になった元教え子。イタリアで長く勉強されていて、専門はピアノだが、フォルテピアノ、チェンバロ、クラヴィコードと引き出しが広い。フォルクレの重量感のある表現は、とても迫力があった。
GWは練習してたら終わってしまった・・・