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さよなら2015年
今年も残すところあと数日。
23日、西八王子の介護施設でのクリスマスコンサート。ヴァイオリンとのデュオの他、山田耕筰の没後50年に因んで「ペチカ」や「この道」を皆さんに歌っていただいた。穏やかな表情の中にも力のこもった熱唱で、こちらも力をいただいた。
今年を振り返ると、帯状疱疹、突発性難聴、そして足首の捻挫などけっこう身体的トラブルがあった。幸い仕事にはほぼ差し障りなく済んだが、眼も見えづらくなってきているし、ときどきまだ弱い耳鳴りがある。
いっぽうで、今年ほど展覧会や演奏会に足を運べた年も珍しく、仕事の上で新しい出会いも多かった。
2015年に心から感謝。
何はともあれ、無病息災がいちばん。来年はより健やかな年になりますように。
Frohe Weihnachten!
土曜日、ドイツ学術交流会DAADのクリスマスコンサート。例年は東京青山のドイツ文化会館OAGホールで行っていましたが、今年は初の大阪開催。会場は大阪国際交流センター。
フルートの三瀬直子さんと初めて共演させていただきました。久々にドイツ語が飛び交う環境、おみやげにはシュトレンをいただき、クリスマス気分が高まる。
DAADの事務局の方が、80年代に東京で行ったクリスマスコンサートで、紀子さまがいらしたときの写真を持って来てくださり、懐かしさでいっぱいになる。
音楽だけでなく、さまざまな分野で活躍されている方々と会話できるのも、この会の楽しみ。打ち上げも楽しかった。
おまけ:会場近くに大阪らしーいお店発見! 「鉄道わすれもの店」(笑)
捻挫
土曜日散歩中に足をくじいた。少し高い段差から降りたとき、下がフラットではなく縁石があったのに気が付かず、右足を激しくひねってしまった。こんなこと生まれて初めて。
週末だったため医者にも行かず2日経ったが、幸い腫れもひどくなく、運転もできたし、今日は少し足を引きずりながらも、ちゃんと歩ける。湿布とサポーターで痛みもだいぶ少なくなってきた。
しかし、筋力も反射神経も衰えてきているのだろう。気をつけよう。
写真は深紅に紅葉した大学のもみじ。
冬晴れ
寒いですが、晴れると真っ青な空がのぞいて気持ちがいいです。写真は今日の藝大。銀杏も黄金色に色づいてきた。
さて先週のいろいろ。
月曜は池袋コミュニティカレッジでモーツァルトのSP録音の講座を聴く。谷川俊太郎さんがシュナーベルが弾いたモーツァルトコンチェルトの録音の前後に、自身の詩を朗読したが、はからずも落涙。シュナーベルの絶妙の間合い、谷川さんの幼い日の母の思い出などが相俟って胸がつまった。
そして昨日は岡山でコンクール審査。会場は倉敷近くの響きのよいホール。心配りの行き届いたスタッフで気持よく審査させていただいた。岡山宿泊は初めて。けっこう賑やかな街だ。岡山と倉敷、大きな街2つが車で20分ほどの距離にあるような県は珍しいのではないか。そして、ままかりが旨い、寿司が旨い!