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雨の日間賀島
日曜日、名古屋でピティナピアノステップのアドバイスを終え、翌日、正月以来の休日を楽しもうと、知多半島の南にある日間賀島に向かう。
天気は生憎の雨。名古屋からは1時間半ほどだろうと、タカをくくっていたが、乗り継ぎで時間を食い、9時にホテルを出たが、島に足を踏み入れたのは午後1時近かった。
島訪問の第一目的はフグ。あまり有名ではないが、かなりのトラフグの水揚げがあるのだ。あちこちに店があるかと思いきや、料理屋は少ない。港で目についた店に入り、メニューを見るも、目当ての「網焼きフグ」がない。訊いてみると、「ああ、焼きふぐですか」と快く出してくれた。いや美味です。食感がいいのと、臭みが少なく何ともいえぬ上品な風味がある。てっさよりもこっちが好きだな。
食べ終えて、手荷物を預かってもらい、雨の中島をさまよってみる。徒歩で一周しても2時間くらいらしいが、この悪天候、靴の中もズボンもびしょびしょ。狭い道と坂が多く、なかなか趣があるが、さすがにくたびれた。
やっと東港に着き(東港と西港しか休めるところはなさそう!)、お土産屋で少し休む。客は誰もいない。おばさん、いやオネエさんが二人、親しげに話してくれる。イスがあったので、缶ビールをもらって、たこせんべいをつまみにしばらくおしゃべり。こういうのがいいよね。
島の人たちの生活の様子や、とりとめのない世間話をして、土産ものを適当に買う。東港の知多への最終便はなんと2時半。そもう東港から知多には移動出来ないのだ。あとは西港から行くしかない。西港まで歩く。30分弱。少し雨も弱まってきた。
西港で3時台の船を待っていると、さっきの東港のオネエさんが。土産に買った干しダコの蒸し方で言い足りなかったことがあったので伝えに来たと。なんという親切さ。悪天候の中、歩き詰めで疲れていたのが一気に癒される思いでした。中部地方ではこういう人の温かさが嬉しい思いをこれまでにも何度もしていて、だから好きです。またいつか日間賀島に来よう。
火事騒動
就寝中、女の人の激しい声が聞こえてきた。2人くらいで叫び合っている。うちの隣は公園で、ときどきこういう喚き声が聞こえてくることがあるが、この日はそれに続いてサイレンが聞こえてきた。「殺傷沙汰か?!」と思ったとたん、隣の部屋で寝ていた家内が慌ただしく入ってきて「火事みたい!」と。起きてみると、煙臭い。窓から裏を覗くと、裏手のマンションから激しく煙が出ている。
家を飛び出し、そのマンションの正面に回ってみると、2階の一室の玄関ドアが壊されたように開いていて、そこから炎が激しく噴出していた。その部屋の窓からも煙もすさまじい勢いで出ている。すでに消防車は到着しており、すぐに放水されるであろうことは予想できた。だが住人は??
家内が消防員に裏のベランダで人が助けてと言っていたことを説明。急遽うちの裏口のほうからマンションのベランダにハシゴをかけて救出することになった。このとっさの判断が幸いして無事に3人の住人を救出。火の方もその部屋を全焼しただけで別の部屋に燃え広がることはなかった。
一段落して消防署員が、無事消火と住人3人を救出したことを報告に来てくれた。そして裏手にハシゴをかけるのを家内が誘導したことを感謝された。
こんな近所で出火があったのは子供の頃以来。まあ大事に至らずに胸をなでおろした。出火原因はまだわからない。
犬がほしい
娘と家内のたっての願いで、犬を飼う計画を立ててます。どの犬種にしようか。初めて飼うので、扱いやすい犬にしたい。
まずはブリーダーの話を聞きたいと思い、雑誌で知った千葉のブリーダーを訪ねた。ここではエアデールテリアがメイン。優しい目が何とも言えない。悟りきったような表情もいい。ただサイズが大きいので、女2人からはちょっとねーという意見。
たぶん他の犬種になるだろう。でも私はリタイアしたらこんな犬が飼いたい、という思いが強くなりました。
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