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妹たちと
10年ぶりで昔の教え子に会った。僕がまだ20代で、ドイツ留学から帰国したてのとき、都立芸術高校で教えていた生徒だ。
彼女はいまスペインのマヨルカ島に住んでいる。2児の母、またプロフェッサーとして音楽の仕事をバリバリとこなしている。
ブログのおかげで、彼女の近況は知っているが、会うとやはり懐かしい。彼女のブログでは、よくスペインならではのドタバタ劇というか、ことがスムーズにいかない話が書かれていて笑って読んでいる。
彼女と会える段取りをつけてくれたのは、彼女の高校時代の同級生で、ピアニストのTさん。頭の回転が早く、話のネタも多いので楽しい。twitter友だちにもなった(僕はささやかないが)。
この二人の距離感がなかなかいい。べたべたせず、お互いを尊敬しあっているのがわかる。それで性格もまるで違う。何事にもストレートなTさんと変化球好きなマヨルカ嬢。この二人見ているだけで酒が美味しかった!
新しいサイクル
先週は40年ぶりの雪が降るなどこの時期らしからぬ天候でした。天気が変!というのに慣れてきたのか体調は少しずつ戻りつつあります。
新学期の授業がスタートしてちょうど1週間です。今年は新たに「キーボード基礎演習」(コンピュータのキーボードではありません)というピアノ初心者のための授業を受け持ち、初心者のためのプログラムを考えています。これはグループレッスンで、MLというシステムを使って授業します。軌道に乗るにはもう少しかかりそう。
担任制も始まりました。主に学生の履修状況などをチェックするのが仕事です。20人のクラスですが、顔と名前を一致させるのが始めの仕事です。
レッスンもニューフェイスが約20名。これまでの学習状況を把握して、それぞれの事情に合った教材を選択しなくてはなりません。これも神経を使う仕事です。
そんな中、昨日は小3になった娘のバレエ発表会。幼稚園のときから数えてこれで3度目です。今年はセンターを踊るまでに成長してくれました。要所要所をピタっと決め、なかなかバレエらしくなってきました。感心感心。いよいよトウシューズも射程距離に入ってきた感じです。
いい風どころか
風邪が長引き、咳が止まらないところへもって、新年度オリエンテーションで、学生への説明タイムに追われ、体調が戻りません。
今日やっと時間が取れ、医者に行くと、「普段休みないんでしょ。1週間くらい休みを取ることはできないの?」と。「それは無理です」「だからね。治りにくい。」
休みを1週間なんて想像もしてみたことありませんでしたが、ちょっと本気で考えてみようかという気になりました。
学校へ行く途中、きれいな桜が。いちどここで花見してみたい、と毎年思って素通りしているのですが、写真撮ってみました。
休むのにも勇気と計画が必要なのでしょう。
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