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じっとり暑い
暑さにもいろいろ種類がある。最近は湿度が90%台だったりするので、気温がそれほどでなくても、ボディーブローのようにじわじわと不快感が増してくる暑さがある。汗が蒸発できないような状況。こうなると、お日さまギンギンの暑さのほうが、まだいいかとも思えてくる。
先週はまず、火曜日に新しい小唄の師匠のもとを訪れた。宿題をいただいて、来月から見ていただくことになりました。
木曜日は、フォルテピアノの小倉貴久子さんのコンサート。菊池香苗さんとの共演。このあいだ僕も弾いた、1820年製Groeberと1810年製のクラシカルフルートとの相性は想像していたとおり素晴らしい。テーマはフンメル。モーツァルトの弟子であった彼の音楽が、いかにモーツァルトに影響を受けたかがよくわかる。古典とロマンのエッセンスが心地良いバランスでブレンドされ、ヒストリカルな楽器によって独特の香りを漂わせてくれた。
土曜日は東邦音楽大学の定期演奏会に出かけた。4年生の代表者によるソロ。皆さん、とても高いレヴェルで感心。会場も湧いていた。この日は入道雲が出ていて、夏らしい日だった。
日曜日は9月本番のクールプリエールの初練習。久々に指揮の黒岩英臣先生やメンバーの皆さんとお会いでき嬉しい。それにしても6年ぶりなのに、皆さんお変わりないなあ。
今週月曜と火曜はコンクールの審査で狛江でした。あー疲れた。
少し涼しい
先週は試験で宵山へ行くエネルギーがない、と言っておきながら、15日月曜日は夕方涼しくなったので、美女2人と夕食後、八坂神社までぶらぶら。
偶然にも、ご神体が神輿にお移りになるシーンに遭遇。灯りを一切消し、厳かな雰囲気の中、粛々と作業が(全然見えませんが)。
翌日千葉へ帰り、覚悟していた猛暑はそれほどでもなく、肩透かし。このまま涼しいと助かるのですが。
さて昨日は参院選。予想通り自民が勝って、ねじれ解消とはなりましたが、すっきりしない。迷走感はぬぐえない感じ。
今日は景気付けに、この夏初めての土用鰻。
京都が熱い!
京都は祇園祭の最中。昨日の宵宵宵山は日曜日とあってたいへんな人出。今日も旗日なのですごいことになるでしょう。先週前半の暴力的な猛暑ほどではないですが、蒸し暑い日が続いていますが、人々のエネルギーはそれを上回っています。鉾などの準備する人の数も半端ないだろうなあ。
こちらは実技試験がやっと昨日終わったところです。今日は学内リサイタルを聞いて、明日千葉に帰ります。試験もけっこう疲れるので、宵山を味わうエネルギーは残っていません(笑)。
猛暑きたあ!
猛暑襲撃。さあ暑さ本番です。
今日の東京は、午後に激しい雷雨があり、少しだけ暑さも和らぐ。昔も夏はよく夕立があったなあ。でも激しさが違う気がする。
先週の週末は金沢にレッスンに行って来ました。久々に祖母の顔を見に富山にも立ち寄りました。102歳。残念ながら会話はできませんでしたが、強靭な生きるエネルギーをもらって来ました。
車窓から見る景色は美しい緑色。特に田の緑は本当に美しく、うっとりする。北陸新幹線も着々と出来つつある。
フルートとフォト
26日水曜日、植村泰一フルートリサイタル終了しました。この日は一日中雨の降りしきる梅雨らしい日でしたが、コンディションも何のその、植村先生の演奏のとてつもない強い求心力に圧倒されました。初代ルイロット(1871年)とヨハン・ゲオルグ・グレーバーのオリジナル・フォルテピアノ(1820年)の19世紀同士の楽器の共演は相性よく、ピッチやダイナミクスでもフルートに無理強いしないので、良い楽器選択だったと思います。
川崎優先生の「祈り」は植村先生の川崎先生へのオマージュから選択されたプログラム。石鍋多加史さんの説得力のある朗読によって音楽に観念的な道筋がつけられたように思われます。
翌日は気持ちよく晴れ、犬と一緒に公園へ。lomo LC-A+片手に写真も楽しむ。感覚的でシンプルなインターフェイスが嬉しく、写真も独特な柔らかな色味とテキトー感。このアナログカメラははまりそう。
photosページ、life with kochページをご覧ください。
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