Weblog

スペシャルコンテンツ

DSC_0114_2

東邦音大のサイト内に可愛らしい学園紹介のスペシャルコンテンツが出来ました。企業のトップページのような、Flashで作られたコジャレたページ。新しい学園ロゴとともに、ちょっと目を引きます。

この中のウィーンアカデミーを紹介しているページに使われている写真は、僕が去年学生を引率してウィーンに行ったときに撮ってきた写真。ホルンのアルトマン先生が熱くレッスンされている写真でライブな感じの写真(ちょっと自慢)。このレッスンではヨーロッパ人特有の「いかにも」という感じの歌い回しが印象的でした。僕自身の留学中を思い出します。和声感に裏打ちされたこの歌い回しを聴きにいくだけでもウィーンに行く価値があると思うんです。全然日本人と違うから。


 


シングルカスク・ウィスキー

DSC_0003

昔の教え子から凄いものをいただいた。ウィスキー。シングルモルト。原酒。しかも25年。しかもシングルカスク。ひとつの樽で25年育てられた超貴重品。アルコールは61度。ウィスキーは寝かせるとアルコール度数も弱まる。25年で61度というのはすごいらしい。ニッカ、宮城峡。




まずはそのまま飲むことにした。アルコールの強さで鼻が痛くなるが、口に含むとぱっと華やかに広がる。原色を感じさせる華やかさだ。以前に飲んだ、ノーブルで柔らかい感じの20年ものウィスキーとは明らかに違う性格。そう、けっこうやんちゃなのだ。その味わいと香りは、身体の中で長く尾を引く。強い個性。


少量の水で割ると、今度は甘みが強く出てきた。まろやかさも。そうか、原酒というのは何回もいろいろな味が楽しめるんだ。ほんと、酒はいろいろな性格の持ち主がいて楽しい。


最近、竹鶴(ニッカ)や山崎(サントリー)が海外で高い評価を得ている。さもありなん。日本の職人はやはり腕がいい。


手の矯正

DSC_0006

ピアノを弾くとき、親指の付け根が内側に凹む人がよくいます。実は僕も子供の頃そうでした。「マムシ指」と呼ばれ、関節がカクンカクンと動きます。小学6年生の頃、手の格好がすごくいいピアニストの弾いているテレビを見て、直したいと思い、お茶の缶やそこらへんにあった筒状のものをゆるくしばって寝たりしました。いつも気にしていたお陰で、凹まなくなりました。この親指のマムシは格好がどうのという問題ではなく、音に芯がなくなってしまい、音階やアルペジォも弾きにくいのです。


やはり遺伝か、娘もそういう形です。



そこで考案したのが、写真の方法。クラフト粘土を手の形に固めて、それを握って、手袋をして寝てもらおうというものです。子供の指の骨は大人のように繋がっておらず、繋がる前に形ができたほうがよいと思うのです。少し早すぎるかも知れませんが、効果があるかどうか経過を見たいと思います。


DSC_0005


DSC_0001


made by satoru sunahara