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暑くて寒くてまた暑い

先週末は草津に滞在。さぞかし涼しいだろうと思いきや、日中は30度。さもありなん、その日は館林で39度だった。そして京都は相変わらず暑い。水曜日は36度あった。木曜日に千葉に帰ると20度そこそこ。朝方は18度。気温差18度は身体に応えます。

そして今日からまた京都。前期末試験。また暑くなりそうだが夏休みまであとひとふんばり。

いよいよ半端ない暑さ到来

台風ではなく「湿舌」の影響で九州で大雨。大きな被害が出た。京都でもかなり降ったようで金閣寺の周りなどたいへんだったようだ。被災された方々にお見舞い申し上げます。


暑さのほうももう洒落にならないレベルになってきた。今年は早めに明日から夏断食。最近は草津でやっていて暑さからは少し逃れることができそう。


土曜日に都立芸術高校のクラス会があった。僕は1年間在籍しただけだが、短いだけに濃厚な高校生活だったし、思い出深い。担任だった恩師にも久々にお会いでき、同級生たちの各方面での活躍を伺って、本当に面白いクラスだったとあらためて思った。

都立芸術高校も今年から都立総合芸術高校となって新たなスタートが始まったばかり。キャンパスも駒場から曙橋へと移った。今までの都芸の伝統を受け継いで発展していってほしい。

香道と異文化

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香道の先生と知り合い、初めて香道というものを体験した(Site SS2にも写真とコメントを記した)。

いわれを聞くと、日本書紀にすでに記述されているそうだ。そして茶道、華道などと同様に室町期に発達を遂げる。当然、禅の影響もあると思うが、その素晴らしさは最小限の素材で最高の表現をしようとするものだ。能も同じ。日本特有の文化であるようにも感じる。

しかし香道では、沈香(密度が高いため水に沈む香木)を使うわけだが、これは南方でなくては取れないもの。ベトナムやシャム(タイ)、スマトラといったところが産地で、しかもさまざまな自然の環境が揃わないと出来ない。日本という国だけでは成り立たない。つまり一見国粋的に思える伝統的な文化にも異文化が取り入れられている。このことは何か象徴的に感じる。

例えばバッハの古典舞曲もさまざまな外国の舞曲がベースになっており、これも異文化を取り込んだ形だ。異文化が出会うことでさらに素晴らしいものへと発展する、そういう例は少なくない。ジン、コーヒー、カレーみな好物だ。


僕ら日本人がクラシック音楽をやるのも全然アリと言えるはずである。

おっと今日は七夕。織姫と彦星との出会いも素晴らしいものなのだろう。



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