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冬の終わり

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急に暖かくなって、春がその存在感を強く示してしているようだ。もう冬も終わる。

僕の好きな、京都の冬の食べものたちももう食べ納めか。

蕪蒸しは特に好物。擦った聖護院蕪に白身魚や百合根など季節のものが包まれ、さらに吉野葛にコーティングされて供される。いちばん気に入っているのは蕪の存在で、全然前に出てこない。そして友人たちを引き立て、その魅力を紹介してくれるような脇役ぶりが何とも素晴らしい。

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蕪蒸し


先日は京都駅構内の「はしたて」(和久傳がプロデュースしている)で冬野菜の寿司という弁当を買って新幹線で食べた。だしを含んだ寿司飯の上に、素揚げや炊きものなど、あっさりと料理した野菜を美しく乗せたシンプルだが気の利いたお弁当。こういうセンスは京都でないと味わえないだろうな。


パストラルかぞ

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11日は埼玉の加須パストラルホールで演奏会。このところ毎年恒例になっている持木文子リサイタル。昨年は雪がすごかったが、今年は快晴。いつもながらたくさんのオーディエンスで持木さんの迫力ある歌声に盛り上がる。今年はお茶大卒の若い歌い手たちの演奏も花を添えていた。

会場前にはこのあたりの特産品か、鯉のぼりが泳いでいた。少し時期が早いのでは?


チェロ発表会

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ピアノ実技試験が終わった。後期は時間も長くたいへんだ。もちろん弾くほうも。学部内のイベントはこれで一段落。あとたいへんなのは来月の入試。ここでまだへばれない。

娘が中学で弦楽アンサンブル同好会に入ったため、昨年5月くらいからプライベートでチェロを習いだした。2月11日にその発表会がある。同学年の男子生徒とウェーバーの魔弾の射手の「イェーガーコール」をデュエットする。まだチェロを手にして1年も経たないのだが、もうそんな立派な曲ができるのかと驚く(もちろん編曲版だが)。

残念ながらその日はこちらも本番があり、聞きにいけないが、あとでヴィデオを見せてもらうことになっている。どんな出来栄えか楽しみ。

写真は犬を譜面台がわりにして練習している娘と、発表会プログラム。

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試験週間

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今週は実技試験が始まる。先週はそのリハーサルを聴いたり、伴奏法のレッスンなど、普段よりたくさんの演奏を聴いた。

本番疲れと聴き疲れを癒やす意味と、これから試験や入試で使うエネルギーチャージの意味を込めて、白山のココットでフレンチをいただく。

写真は南部鉄器で供されたオニオンスープ。キノコも入って香り高く、身体が温まる。


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