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シュナが主役

「マルモのおきて」というテレビドラマが始まり、めずらしく家族全員が見ている。我が家は好みがバラバラで、食事でも各自食べるものが違ったり、買い物していても別々の売り場や店に行って「何時にここ集合ね」なんてやっている。


テレビに至っては一緒に何か見るということは本当に少ないのだが、このドラマをなぜ見るかというと、もちろんシュナウザーが出てくるから。恐らくドラマでは初めてでは?表情が似ている、仕草が似ている。人が見ていない隙にサバ缶を食べてしまうところなど、シュナの性格をよく捉えている。


犬が取り持つ家庭円満。6月はシュナ・フェス楽しみ!


DAADシンポ

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土曜日はDAAD(ドイツ学術交流会)のシンポジウム。日独交流150周年、また友の会が設立して25周年という節目に演奏させていただきました。


場所は京都・立命館大学の国際平和ミュージアム。演奏曲目は藤枝守さんの1990年に書かれたピアノ作品「ダブルス・リサウンデッドⅡ」とベートーヴェンのソナタ作品101。


自分で言うのもなんですが、選曲がよかった(演奏はさておき)。グレゴリアンチャントをベースにした藤枝さんの曲と、包容力のあるベートーヴェン。101はまたたいへん実験的な曲だと思うので、藤枝作品との相性もいい。シンポのテーマであった「日独学術文化交流と平和」にもうまく絡んだと思います。


懇親会でのお話がとても楽しかったです。藤枝さんもわざわざ福岡からいらして下さり、芸大時代の同期生たちや、後輩とも会えました。またシンポジウム参加の方々との会話の楽しさは半端ありません。会話の質がね。来年もぜひ参加したい。


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晴れやかな季節のはずが・・

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本来なら晴れやかな新学期のシーズンですが、気分が晴れません。

何と言っても原発の現状を考えると憂鬱になります。報道で一喜一憂の毎日ですが、事態は悪いほうに進んでいるように思えてなりません。

残念ながら日本は世界に対して、永遠に謝罪し続けなくてはならないのではないでしょうか。


そんな中、永年勤めた東邦音楽大学を退職して、京都市立芸術大学に赴任することになりました。しばらくは千葉と京都を行き来する生活です。


これまでたくさんの方々にお世話になり支えていただきました。心から感謝いたします。またこれから新しい環境で微力ながら力を尽くすつもりです。国家的な危機を迎えているこの時期にスタートするのも何かの縁だと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


 
  京都・六角堂の桜

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