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高雄・神護寺のもみじ

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高雄の神護寺に紅葉を見に行った。今年は例年より遅いとのことだが、なかなか美しい風情を楽しめた。圧倒的ではないがそこはかとない美しさがよかった。薬師如来や頼朝の肖像画など国宝を拝み、落語「愛宕山」に登場する「かわらけ投げ」の本物にもお目にかかった。寺にたどり着くまでは結構な坂道で、足腰が元気なうちに鑑賞すべきところだと思った。

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犬の誕生日

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11月18日にコッホが2歳になりました。京都に通うようになってからは、散歩も毎日はできなくなったけど、聞き分けのよい子でいてくれてます。犬友にもよく「おとなしい」「吠えないね」と言われます。


犬が大好きで、どんな犬にでも近づいて行きたくてしょうがないのです。相手を認めた瞬間は、よく相手の気を引くために吠えます。でも会ってしまうともう吠えない。相手がこちらを嫌って吠えまくっても、逃げないし吠えない。こちらからは攻撃することもありません。


食べるのも大好き。どんなときでも腹をすかしている感じ。好き嫌いもほとんどない。犬のおやつやペットフードで食べなかったことはありません。他の食いしん坊シュナウザーの話ですが、誕生日にその日はどれだけ食べてもいいことにしたら、吐くまで食べたとのこと。うちの子もたぶんそうなるでしょう。


今のところ病気らしい病気もなく、元気。これからもよろしく。


小唄の会

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土曜日に小唄の会終わりました。

緊張の初舞台。会場の証券会館はビルの8階にある綺麗なところ。由緒ある会場らしいがリフォームされているのか手入れが行き届いていて新しい会場のようだった。舞台の上にまた小唄のための舞台がこしらえてある感じで、小さな幕が演目のたびに上がったり下がったりして、可愛らしい。

いざ舞台に上がると、ライトで客席がうっすらとしか見えない。これは有り難い。普段は横向きなので、正面向くのは辛いなーと思っていたので。演目は艶ものとケレンもの。性格の違う歌をうまく歌い分けられたかどうか。



METライブ・ビューイング

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メトロポリタン・オペラのライブ・ビューイング初体験。ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」。チューダー朝の悲劇の王妃アン・ブーリンをめぐる話。映画の「ブーリン家の姉妹」にあるように、本当に面白いところはアン・ブーリンが野望に燃え、王妃になるまでの経過とその末路の落差であるように思うのだが、このオペラではアン・ブーリンが王妃になった後に落ちぶれていくさまを中心に描く。またアンに同情的であるように思えた。


スクリーンでオペラを映すことは単純作業ではないだろう。映像の編集、さらに当然ながら音響でも丁寧な編集が必要だろう。踊りのシーンでは床の軋む音、聴衆の反応、演者の遠近感等、舞台とは違った演出が必要で、それなりに労力とコストがかかるものに違いない。そういう苦労も垣間見られて楽しかった。


ドニゼッティといえば「愛の妙薬」や「ランメルモールのルチア」などは比較的多く上演されるが、このオペラは珍しい。後半第2幕、囚われた後のアンナの歌う壮絶なアリアが聴きものだが、そこに至るプロセスと最後の締めを含め、ドニゼッティはオペラ全体のまとめかたを熟知していたと思える。少々常套的ではあるが。


まだいくつか興味のある演目があるので、またチェックしてみよう。


ジビエなど

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中学校の同級生たちと食事会。なんと女性5人に男が僕ひとりというハーレム状態。料理は的矢カキにブイヤベース、締めはジビエでエゾシカという豪華な内容。この秋イタリア旅行した友人からヴェネツィアン・グラスのワイン栓をいただく。途中からシェフも加わり話がはずむも、あっと言う間の終電時刻。


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10月生まれアーティスト

10月も過ぎ11月です。リストフェスティバルやピティナ・ピアノステップなどのイベントが過ぎて、少し落ち着きました。


さて10月生まれのアーティストは多いですが、ホロヴィッツとアート・テータムも10月生まれ。昔ドイツのラジオで特集番組があって、この二人の演奏が交互にかかっていました。それと知らず初め音だけ聴いていたときに、まず「あ、ホロヴィッツだな」とすぐにわかった。そのあとかかったジャズピアノを聴いて「え?ホロヴィッツってジャズも弾いてたの?」と勘違いしてかなり驚いたことがありました。音質が似てましてね。


10月生まれの人は他にもパヴァロッティ、ヨーヨーマ、ギレリス、セロニアス・モンクなど個性派が揃ってます。作曲家はリスト、ヴェルディ、サン=サーンス、ヴォーン・ウィリアムズ、アイヴズ、スティーヴ・ライヒ。美術家はピカソ、ジャコメッティ、フランシス・ベーコン。なんか楽しくなる。僕と同じ誕生日の人はオスカー・ワイルド。でサロメを読みたくなりました。

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