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リストフェスティバル2011 in 表参道
東京藝大とカワイ音楽振興会が手を組んで開催するリストフェスティバルのチラシが出来てきました。リストの誕生月である10月の22日から28日まで、マチネやランチタイムコンサート、イブニングコンサート、それに公開講座やレッスンなどを合わせて全部で16の催物を行う一大企画!
私の出番は26日19時と、28日11時半の2回。演奏曲目は以下です。
26日「詩的で宗教的な調べ」から「パレストリーナによるミゼレーレ」「アンダンテ・ラクリモーソ」「愛の讃歌」の3曲。
28日「巡礼の年第2年補遺・ヴェネツィアとナポリ」の全3曲。
http://kawai-kmf.com/concert-info/2011/10.22-28/liszt.html
(コンサートページには近日中にアップいたします)
ワシントン・ナショナルギャラリー展
国立新美術館に「ワシントン・ナショナルギャラリー展」を観に行った。印象派中心のコレクションだが、著名画家のちょっと違った面が味わえたような気がした。「これもあの人の画なんだ」と。またコンパクトに一時代を眺望できたような気もした。
ファンタン=ラ・トゥールは小さな桃の画が一枚あったきりだったが強く印象に残った。セザンヌはやはり新しかった。モネの画が宮崎アニメのイラストに見えた。
見終えてブラッスリーで食事中、地震があった(金曜日の震度4のやつ)。中空のような作りなのでけっこう揺れた。一瞬、周りのガラスが割れて飛び散るという、映画のような画が浮かんだ。もちろん妄想です。何ともなかったです。
(食べてたのは写真の樽状のコンクリの上です)
ツェグレディ氏のマスタークラス
ヤーノシュ・ツェグレディ氏のマスタークラスに伺う。ツェグレディ氏はバルトーク演奏の第一人者であるアンドール・フォルデシュに師事し、またチェルニーの弟子であるレシェティツキの高弟であるポール・シュラムの妻、ディニー・シュラムに師事したという逸材。
テーマはバルトークの「子供のために」。「ミクロコスモス」に先立つ、バルトークの教育作品である。ハンガリーやスロヴァキアの民謡による音楽で、歌詞が重要な意味を持つ。
ツェグレディ氏の演奏は、リズムが自由で、タッチに深みがある。バルトークをプロコフィエフのようにハードで機械的に扱うことに異議を唱え、牧歌的でウォームな音楽を展開する。たいへん味わい深い演奏だった。
書写展
娘が書いた書が、千葉県小中学生書写展で特選をいただき、県立美術館に展示されました。「美」というのがそうです。選ばれて「よくやった」と思いつつも、字を見ると凡庸に見えてしまう。でも以前より、繊細さが加わって優しい感じがしました。はい、親ばかです。
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