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レッチェ

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レッチェは「南イタリアのフィレンツェ」とも呼ばれる歴史ある街。バロック様式のカルロ5世の城、やドゥオモ、ギリシャ期のコロッセオ(円形闘技場)などホテルから徒歩で回ることができた。

残念ながら天候にはあまり恵まれず、雨が多くてしかもとても寒い毎日。

肝心のリサイタルとマスタークラスは、22日と23日にレッチェ音楽院で。卒業の時期らしく、学内はいつも大勢の人が集まっていた。レッスン室は、円形で、それぞれシェルのように広い廊下に点在していて面白い設計(音はダダ漏れなんだけどね)。熱心で明るい学生たち9人をレッスン。

昨日ミラノ経由でフィレンツェへ移動。いよいよ1846年のベーゼンドルファーに対面。


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床に鷺

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入試業務終わりました。今日イタリアに発ちます。約2週間滞在して4月の初めに帰ります。

18日は知人宅でピアノを弾かせていただき、その後鴨川沿いのお店で夕食。すると納涼床のスペース(もちろんまだ解禁前)に鷺が現れた。お店の人によると、もう3代目だそうで、鷺が餌をもらいに通っているんです。こういう情緒も京都のいいところかな。


USJとベヒシュタイン

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先週は門下生の追いコン。6年ぶりに皆んなでUSJへ。ハリー・ポッターのコーナーはなかなかよく出来ていて、人気なのも頷ける。その後の夕食まで一日中楽しみました。今年はたくさん卒業・修了生がいて寂しい。

土曜日は新小岩のサロン、ドレミファクトリーで1917年のベヒシュタインを弾いた。リハから本番まで、だんだん馴染んできて、やはり素性の良い楽器であることを再確認。サステイン・ペダル(真ん中の)がないのは当然として、ダンパー・ペダルとシフト・ペダルの間隔が狭い。足の導線に少し慣れが必要だった。いい具合の音の残り具合と、少しくすんだ音色すら饒舌に感じた。

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春の嵐

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3月1日の午前、東京は大荒れの天気でしたが、過ぎ去った後は嵐が嘘のようにぽかぽか陽気に急変。その日に関西に移動、しばらく春らしい穏やかな気候で、月も綺麗な日々。ところが今日は京都は大荒れの天気で、その後は冷気を連れてきた。この時期はこの気候の急変が怖い。暖気と寒気が空中戦を繰り広げているのだろう。おまけに花粉もすごく飛んでるし。

今週末はリサイタル、次週からは入試、月末からはイタリア行きと気の抜けない3月。なんとか無事に切り抜けたい。(毎日蕎麦食べて滋養つけてます!)


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