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表参道画廊
観測史上初というUターン台風が心配な中、先週金曜日に千葉に戻る。
日曜日は春日部市民文化会館で演奏会に出演。4回めになるこのコンサート、相変わらずの人気。満員大入りで、盛り上がる。
月曜日は芦田みゆきさんの写真展「南南東」のオープニングで、表参道画廊へ。9月9日にはここで、クラヴィコードのコンサートがある。この日は、哲学者の稲垣諭さんとのトークがあり、芦田さんの作品のバックグラウンドが語られる。「離人」など初めてのキーワードがいくつかあり、コンサートのプログラミングの上でも刺激を受けた。
水神様、ご勘弁!
先週から犬と草津。もう3年目で、犬も慣れてきた。散歩は無理せず、天気の様子をみてこまめに行く。週の前半は、ほぼ快適な天候だったが、金曜日に豪雨があって、なんと温泉が止まってしまった。万代鉱源泉は皆止まったらしく、旅館などはたいへんだっただろう。土曜日も午後に急に強い雨になって、雨宿りしながらの散歩になった。そして今日は台風。各地たいへんなようだ。
草津にいるあいだ、一昨年はちょうどこの頃、広島の土砂災害があり、昨年は9月に鬼怒川が決壊した。今年は北海道がけっこうな被害にあっている。もうこれ以上水害が広がりませんように。
ジャカルタ空港でのドタバタ
先週無事にインドネシアから帰りました。
少しヒヤッとしたのがジャカルタでのトランジット。まずスラバヤからのフライトが1時間ほど遅れ、17時半に到着予定が19時過ぎに。しかし羽田行きのANAは21時25分だ。余裕だと思っていた。
荷物をいったんピックアップしなくてはならず、しばらく待ってピックアップしてから、案内がないので、どこへ行けばよいかわからず、係の人に訊くと、ここはターミナル4でターミナル2へ行けと。それには外へ出てタクシーを拾うか、やはり外へ出て2階へ上がってシャトルバスに乗れと。
もうルピアを持っていなかったのでバスに乗ろうと外へ出る。人はたくさんタムロっているが、シャトルバスの案内などはない。2階へ行こうにもエスカレーターが点検しているのか修理しているのか動いていない。
人に訊くと、建物の端に行き、エレベーターに乗るらしい。しかしその前に荷物検査場があり、?と思ったが、トランジットはほぼそのまま通れて、2階へ行けた。ここで建物の外に出るのも、荷物検査していて、なかなか外に出られない。
やっと出たら、どこでシャトルバスに乗ればよいかわからない。人に訊いても、ここで待っていろと言われ、5分ほど待つも何も来ない。同じ質問をしている外国人がいて、その人が言われていた通り、右手に歩いて行くと、向こうからそれらしきバスが。
助かった。・・・ところがバスは満員で、その上外では20人くらいバスに群がっている。乗れない・・・。失望しかけたが、根性出して最後のひとりとして無理矢理乗り込む。ドアは閉まらない。が、そのまま出発した。荷物もあって苦しい体勢のまま我慢。
しかし渋滞でなかなか進まない。やっと着いたら、ターミナル3。ここで待っていた人々が満員のバスを見て落胆した表情が印象的。次こそはと思ったらなんとターミナル1! しかもこれが大きなターミナルで1A、1B、1Cとなかなかターミナル2へ行かない。結局ターミナル2へは1時間ほどかかった。
もう20時半を回り、チェックインできるか気になる。急いでANAのチェックインカウンターに行くと、羽田行きのエコノミーのカウンターのところには人がおおぜい待っているが、まだチェックインが始まっていない様子。シャトルバスが遅れていて、チェックインも遅れているのだろうか?
と、やっと列を作るためのテープを作り出して皆が並びだした。並んでいると、ショック!! 今まで「羽田行き」と出ていた電光掲示板が、一斉に「ドゥバイ行き」に変わったのだ。そう言えば日本人いないし、皆んなアラブ系のかぶりものしてる。係の人に「羽田に行くんだけど!」と叫ぶと、「急いで、急いで」と促されてビジネスクラスのカウンターへ。ぎりぎりで何とか搭乗できた。始め4時間のトランジットの時間をどう潰そう、と思っていたのが、何もできなかった。
スラバヤ
先週からインドネシアのスラバヤです。東邦音大時代の教え子の兄妹が、5年前にインドネシアに戻って開いた音楽学校 Orenji Music School(日本語のオレンジを使っているのが面白い)が、300人を超える生徒、3つのブランチをもつ学校に急成長。
兄のSuryaは、聡明でしっかりとした哲学をもっていて、行動的。妹のMegawatiは高度な演奏力でピアノもエレクトーンも弾きこなす魅力的なパフォーマー。2人ともまだ20代で逞しい。
5周年記念イベントでショパンやリストを弾いた。会場のCiputra Hallはキャパ600人を超えるホール。ここがほぼ満席の盛況。
スラバヤはもちろんインドネシアは始めてだが、想像以上にヴァイタリティにあふれた街に思える。そして人が明るい。もっとも兄妹に関連したところばかりに行くからかも知れないが、ホテルのクルーやレストランのサービスなども、とても親切で温かみがある。食べ物も最高でいっぺんにインドネシアのファンになりました。
草津
大学の前期日程が終わり、家族と草津へ。雨の予報もあったが、外れて快晴の週末。爽やかな空気と温泉、そして八ッ場の半端ない甘さのトウモロコシや、好物の入山胡瓜を楽しむ。
湯畑にある正直な味の龍苑の中華料理もよかった。8月1日2日は温泉感謝祭。前日は「女神降臨の儀」などがあって賑わっていた。