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秋の行事たち
8月中旬以降は、コンクール審査や室内楽セミナーなどがあって、あっという間にもう終わりに近づきました。
10月から京都のNHK文化センターで講座を受け持つことになった。「朝学プラス」という新企画。
僕の受け持つのは「朝の名曲クラシック」という講座で8時30分から1時間、クラシック音楽を聴いて爽やかに一日をスタートしようという企画。一般向けの講座は初めてで、かえって気合いが入ります。
また11月30日に青山バロックザール(京都・上桂)でリサイタルを開きます。チラシは9月上旬にはできる予定で、またアップします。
秋は他にも面白い演奏会が続きます。どうぞよろしく。
涼をもとめて
秋はいろいろなイヴェントが重なって忙しくなる。8月9月はしっかりと充電に当てなければ、あとでたいへんな目に遭うことは明白。
とは言え息抜きも必要なので、暑さを避けて北軽井沢と草津に遊びに行った。お盆前だから道はすいているだろうと思いきや、結構な渋滞。行きも帰りも5時間を超えるドライブで疲れた。
しかしいつ来てもこのあたりの空気は本当に気持ちがいい。犬も最近は暑さのせいでろくに走る気力もなかったのでリフレッシュできたと思う。いや渋滞でかえってバテたかも。
やっと夏休み
相変わらず暑い日々。前期試験を経てやっと夏休みに入った。
この間、7月末にあった2つのイヴェントについて。
1)若いピアニストの洒落た演奏会。
押上のレトロな雰囲気の蕎麦屋で、十数名の客。酒肴がテーブルに置かれ、演奏の前、休憩時に軽くお酒をいただける。
演奏は前半がセヴラックとフォーレ、後半は友人の作曲家の曲(この日同席)。
気持ち良いのは、作品や音楽への愛着が素直に表現されていること。数年前にもリサイタルを聴いたが、「本人がいちばん楽しんでいる」感はますます増長されている。あたたかな、やわらかな、酒肴の「蕎麦の実の炊きもの」がよく似合う夏の晩だった。
2)ドイツ学術交流会(DAAD)初の音楽家だけの会合。
日独の大学間交流を支援しているDAAD。僕もここにお世話になって留学できたのだが、これまでのDAAD主催のイヴェントはたいへん広い視野で学術、文化の交流を目的としたものが多かった。しかしここへ来て、音楽や芸術分野の人による集まりがあってもよいのではないか、ということになり、その試みとして持たれた会合があった。
なんと5週間もかけて船で留学されたという大先輩や、帰国したての若手まで、同じ志しをもって勉強し、またドイツという共通の経験をもった同胞たちの集まりは、ことのほか話が弾んで、ぜひまたこういう機会を持とうということになった。FBの友だちも増えて、この先また楽しみが増えた。
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