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卒業式

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京芸の楽しい卒業式。美術学生のコスプレは今年も冴え、学長が吹き出してしまい、証書が読めなくなる事態(これ、初めてじゃない!)。この学生が戻って、周囲の学生たちとハイタッチ。そこで「ご着席ください」これがまた受ける。

和やかな雰囲気の中、鷲田清一学長の式辞は、詩人・長田弘の言葉を引用して、「リアリティの基は個々の身体にある」と、実技を学ぶ大切さを説く、格調高いもの。いつもながら学長の話はずしりとした手応えがある。

卒業生には、ぜひとも実技を学んだ誇りをもって活躍してほしい。


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京都市立芸術大学HPより


卒業演奏会

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入試が終わり、卒業演奏会が終わり、あとは、明日の合格発表と、23日の卒業式。

府民ホール・アルティで行われた卒業演奏会は、大入りで盛り上がった。演奏も、それぞれの学生の個性が滲み出て素晴らしい。

金曜日は今年度で退職される先生と、東山の1925年に作られた邸宅を改築したという京都らしいフレンチで会食。料理はもちろん、西陣織の見事な天井も印象的だった。


入試・天目・春の肴

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京都芸大は入試の真っ最中。

先週は京都文化博物館と、大阪・藤田美術館と東洋陶磁美術館へ国宝の器を見に行った。いま話題の天目茶碗。大阪は国宝級の天目茶碗がずらり揃っていて、その迫力たるや、ため息が出るばかり。京都の大徳寺や、東京の静嘉堂の天目は滅多に拝めないことを考えると、大阪はすごい!

入試がひと段落して、今日は春の味を楽しむ。琵琶湖の小鮎、昆布締め鮃の大葉巻き、白魚、のれそれの白身天麩羅三昧。こういうだし方はこの時期の京都ならでは。素敵。


3月

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2月はもともと短いのだが、それでもすごく短く感じた。もう3月。来週から京芸も入試で、今月はほとんど京都にいる。

空気はだいぶ春めいているが、3月の空気はなんだか不穏。先週は嬉しいニュースと悲しいニュースが錯綜し、テンションが上下してけっこう疲れた。

まだインフルが流行る中、それでも体調はキープしていて有り難い。年度末まで無事に行きたい。


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