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変な８月だった
8月が終わる。天候のおかしな8月だった。気温差がはなはだしすぎる。先週、草津から千葉へ帰って来たが、草津の最後の日々は気温12度くらいまで下がって、「避暑」というレベルをはるかに超えてしまった。3日間くらい雨が降り続き、犬の散歩もままならなかった。
千葉に戻ってもどんよりした気候が続いているが、まあ暑くなくて助かる。この間、秋の本番用の楽譜がたくさん届き、またふんどしを締め直す。日曜日は合唱団クールプリエールの練習が始まり、久々に人と会話をした（笑）。
暑くない秋晴れが待ち遠しい。
ブルーノ・カニーノ
先週の水曜、草津国際音楽祭でブルーノ・カニーノを聴く。犬に留守番させても行ってよかった。まもなく80歳になろうというこの鬼才のタッチセンスとユニークさは、やはり生で味わうべきだ。
プログラムもヤナーチェク、シューベルト、西村朗、ドビュッシーと多彩。ドビュッシーの「ラモー讃」では左足をほぼ直角に外側へ曲げて、ソフトペダルとソステヌートペダルを同時に踏むという技を使っていた。ああそうか、やればできるんだ。
すべての音をシャープな点で捉えているような感覚を覚えて、こういう演奏を聴くと、真似したくなるし、弾く楽しみを再発見した思い。
今日は野反湖まで遠足。予想外と言っては失礼だが、本当に見事なコバルトブルーだった。
犬と草津
先週から草津のマンション。涼しい場所で犬の散歩も快適、静かな環境で秋に向け練習にも集中できる。ただ今日は朝から雨が降り続いていて散歩できずストレス。去年もこういう日があったな。しかし犬はほぼ丸一日全然トイレもせずにいられるのには感嘆。夕方少し小降りになったので外へ出た。鳥も雨には難儀しているようで、小さい鳥が雨宿りしていたり、雉にも遭遇。とことこ逃げていった。
ネット環境だけ快適でない。ポケットルーターだが、WiMAXが来ていないので、auのLTE接続を今月だけ設定したらすごく快適だったが、7ギガすぐ使い果たしてしまい、速度がめちゃ遅くなってしまった。しかたなくマンションのロビーの共用Wi-Fiでアップ。雨の散歩道。
室内楽セミナー
恒例の茅野セミナー。灼熱の都会と違って、朝晩はとくに天国的な過ごしやすさだ。
今年はブラームスとシューマン中心のプロ。ヴァイオリンは杉原まさみさん、チェロは与縄美也子さん。2日間、朝から晩まで弾きどおしのハードスケジュール。チェロは特に登場回数が多く、たいへんご負担をおかけしてしまった。
今回はレアなシューマンの2番のヴァイオリン・ソナタや、2番のトリオが登場。シンプルさと複雑さが入り混じった興味深い世界。
翌日は入笠山にゴンドラで登り、散策。気温18度で日なたでも気持ちいい。珍しいアサギマダラにも出逢え、その優雅な佇まいに見とれる。
パラグライダーをしている人もいて、気持ちよさそう。
パラグライダーを楽しむ人も
続きすぎ
ちょっとこの暑さ、続きすぎでしょ。暑いという言葉も使いたくない。草津・軽井沢に涼を求めたが、それでも日中は日陰に避難しながら歩かないと、かなりきつい。人間のみならず、車もバッテリーがダウン。エンジンがかからない現象は何十年ぶりだろう。危うくレッカーしてもらうところだったが、しつこくトライして何とか動いた。炎天下の故障だったら命が危ない。この・・・まだ当分続くというから・・・凹む。
