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手術
大雨の降った水曜日の午前中に手術を受けた。神経鞘腫・・・5月の連休の最後、なにげなく右腕を触ったら、しこりがあるのに気づいた。気になって触り続けると、小指のあたりが痺れてきた。検査を受けると、神経鞘腫らしいと。そして先週、手術と相成りました。
局部麻酔で手術そのものは1時間ほど。1センチにも満たないほどの白い球状の腫瘍を、顕微鏡を使って切除してもらった。良性でした。
まだ手術後の痺れが残っているが、日に日に弱くなっていっている。
仕事は大丈夫です!
ピアノ・フェスティバル
依然として雨は少ないものの、さすがに空気がどんよりと重くなってきた。
暑いと思っていると急に涼しくなったり、妙に寒い冷房車にあたってしまったりで温度調節が難しい。
女性がよく装着している、アーム・カバーを買ってみた。男にもこれ便利。これと今治タオルのマフラーをもっていると、たいがいしのげる。
先週の金曜日は、京都府民ホール・アルティで恒例のピアノフェスティバル。京芸の学生選抜による演奏会。この演奏会は京都ライオンズクラブの全面的なバックアップによるもので、たくさんのお客さまの前で演奏できる機会は、学生にとって何より貴重なもの。期待に応えて立派な演奏を繰り広げました。
梅雨入り
水曜日に梅雨入りしたものの、雨があまり降らないのはもはや恒例。
研究室にレトロ・ミニピアノが入った。大人が2人いれば運べるコンパクトさが嬉しい。先週に見たときより、格段に状態がよくなっていた。このピアノに相応しいレパートリーは?。いろいろと考えを巡らすのが楽しい。なにせ音域がすごく限られている。それでも、いくつか思いつくものがあり、弾いてみると、近年にない感動を覚えた。来年お披露目できるよう、努力してみよう。
レトロ・ミニピアノの新鮮味
梅雨入り前のさらっとした初夏の爽やかさが残る晴天に恵まれた週。
水曜日は名古屋のピアノ工房で、ミニピアノの調整の具合をチェック。初めて4月に見たときより、かなり弾きやすくなっていたが、まだ満足できない部分もあり、調律師さんと相談しながら、いろいろ工夫してみる。すると、だんだんいい状態になってきた。京都の研究室にまもなく入ります。
このミニピアノがきっかけで、戦前の日本のピアノ製作事情が知りたくなり、「日本のピアノ100年」を読んでいる。明治維新以降、洋楽が導入されてからピアノが人々に浸透していくまでは、まさに激動の時代。このミニピアノにも間違いなく、黎明期の製作者たちの不器用ながらも未知なものに挑むスピリットが込められている。
翻って現代のピアノ製作は少し停滞、マンネリ化しているように思えてならない。もちろん、現代においてもさまざまな試みがあり、並々ならぬ努力が払われていることは承知している。
しかし鍵盤市場はエレクトリック寄りで、そちらはどんどん新しいものが出るが、アコースティック楽器は保守的でほとんど変化してないように見える。
混沌とした現代、このシンプルなミニピアノは、却って新鮮な存在。作りにおいても響きにおいてもどこか刺激的だ。