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週末は台湾

秋晴れのよい季節になってきました。先週も大学院入試などあって、ほとんど京都。

27日に台湾の台北芸術大学でコンサートがあり、今週末に出かける予定。台北芸術大学と京都市立芸術大学とは提携校で、Kuandu arts festivalという台北芸術大学主催の大規模なアートイベントへの参加。このイベントは約1ヶ月間、さまざまなジャンルのアート・パフォーマンスが多数行われる。

私たちはフルートの大嶋義実氏をメインに、20世紀中期の邦人フルート作品を取り上げる。また現代の邦人ピアノソロ作品もいくつか演奏する予定。

台湾は以前、毎年のように訪れていた時期があったが、もう10年ぶりくらいではないかな。

Kuandu Arts Festival official site

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台風の中のコンサート

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先週からほとんど京都。土曜日だけレッスンなどに千葉に戻り、すぐにまた京都。日曜日は京芸のオープンスクールがあって公開のレッスン。この日は台風を免れた。

そして台風ヴォンフォンは月曜日にやってきた。この日は河野美砂子先生のご自宅アトリエで、CPEバッハ・プロのコンサート。

トラヴェルソは大嶋義実先生。今回がトラヴェルソ初披露とのこと。穴が6つしかないので、いろいろな音の高さを出すのがたいへんで、指の組み合わせだけでなく、口の当たる角度や、口の中の形まで気を遣うという。柔らかな音色とともに、きめ細かい表現のできる雄弁な楽器。

雄弁さではこちらも負けていない。河野先生のクラヴィコードは、ベルギーの名匠ポトフリーヘに依頼して最近作ってもらったという専有弦の楽器。きらめくような音色の美しさを持つ楽器だが、そのコントロールの難しさに驚く。こういう楽器で練習すると、タッチが磨かれていくのだろうなあ、と感じた。

夕方、風雨に吹き飛ばされそうになりながら、なんとか帰宅。


後期スタート

先週から後期が始まったが、南向きのレッスン室は暑くて、夏に逆戻りした気分。10月なので冷房も入らず、扇風機が活躍。

金曜日は11月始めに開催されるフルートの演奏会の練習で大阪へ。20世紀の作曲家ばかりのプログラム。今回はギターも入るようだ。

で、今日、月曜日は台風が関東を直撃。日本列島を下から舐めるように北上して行くファンファン大佐・・・じゃなくてファンフォンのせいで今日は休講確実。次に来ているヴォンフォンも気になる。被害が最小限でありますように。

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