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お父さんがんばった

年末はゆっくり休むつもりだったが、お父さんでなければ届かない高い窓や風呂場の天井を掃除したり、カーテンレールを直したり、子供の塾へ忘れ物を届けたり(笑)、案外よく働いたかも(というか、いつもやらなさすぎ)。

昨日は中学の同級生たちと、今年の締めくくりの会。美味しい日本酒とふぐ、そして歯に衣着せぬトークで楽しく過ごしました。


今年を振り返ると、日頃おとなしい僕にしては、けっこう「攻め」た年だったのではないかな。お父さんがんばった、ということで2013年に感謝。

クリスマス

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先週で年内の大学の授業が終わり、昨日は今年最後のコンサートも終わりました。恒例の打ち上げも友人たちが来てくれて楽しかったです(しかし、僕はちょっと調子に乗りすぎました)。

今日はクリスマスですが、娘はもうひと月を切った受験を前に、遅くまで塾でおべんきょ。明日ゆっくり食事しようということになりました。

鬼が笑う来年の話ですが、学内試験、入試やコンクールがいつもより多く、ずーっと座って聴いているであろう時間を試しに計算してみると、はじめの3ヶ月で約130時間ということが判明!年末はゆっくり休養とって来年に備えなくては。


リヨン料理

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師走なのに比較的平穏な一週間。犬と広い公園にも何度か出かけられた。

土曜日は一度行ってみたかったリヨン料理のブションへ。クネルという魚のすり身をはんぺん状にしたものに、ナンチュアというザリガニとオマールのソースをかけてグラタンにした料理や、この地方の名物チーズセルベル・ドゥ・カニュを味わう。ボジョレーで有名なこの地方のガメのワインやコート・デュ・ローヌをお供に。素朴で美味しかった。

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スクエアピアノ&アナリーゼ・ステップ

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一気に年末ムードの昨今です。

金曜日にまた大井浩明さんのフォルテピアノ。今回はブロードウッドのフリューゲルとスクエアピアノによるベートーヴェンop.31の3曲とワルトシュタイン。スクエアピアノはピッチが415くらいに低いし、音量的にもフリューゲルには劣る。が、この楽器のカンタービレ力はすごい。アンコールで弾かれた、本来ワルトシュタインの第2楽章であった「アンダンテ・ファヴォリ」は圧巻。表現の優雅さ、そしてオクターヴの連打すらとても柔らかく、これはモダンピアノでは真似できない。

日曜日は巣鴨でアナリーゼステップ。出演者が事前に演奏曲をアナリーゼして事務局に送付、それを秋山徹也先生が添削して下さる。秋山先生のポリシーは、自力で解釈、表現できる音楽家を育てようというもの。その一助にと、このステップが始まったわけだが、今回でも約500ページもの楽譜のアナリーゼ添削をされている。その情熱には心打たれ、頭が下がる。必然的に出演者の演奏もとてもハイ・レヴェルだった。


オーケストラと鮨

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師走になりました。寒さも一段と厳しくなってきました。

先週木曜は京都コンサートホール・大ホールの定期演奏会。1000人以上のお客さんで華やか。大友直人さんの指揮で、前半は千住明さんの「オペラ万葉集~二上挽歌編~」、後半はレスピーギのお馴染み「ローマの噴水」と「ローマの松」で盛り上がった。ホール上部にランダムなスペースを持ち、国内有数のオルガンのあるこのホールは「ローマの松」やるにはうってつけ。

久々にオーケストラを楽しんだ後は、鮨に舌鼓。ふぐの白子と蕪のすり流し、セイコガニなどこの季節ならではの逸品たちに寿命を伸ばしてもらった。さて今年もあとひと月、頑張ります。

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