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連続受賞

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昨年に続き、娘が千葉文化書道展で特選を受賞しました。今年はさすがにないだろうと思っていたので、嬉しさより戸惑いのほうが、というのは昨年より強い。本人は「た」の書きはじめがとても上手くいったとご満悦でした。

とはいっても、親から見ると他所様のほうが上手に見える。でも小学生の手の力としては太く立派に書けているそうで、「はあ、そんなもんでしょうか」という感じ。そういう微妙な空気が子供にも伝わったらしく、「褒めてくれない」と半べそかいてました。



追い込まれてはじめて見えるもの

先週は2つの本番を終え、引き続き今週から年末まで、毎週本番をかかえて過ごします。ほとんどの本番がアンサンブルなので、当然合わせ練習があります。先週は毎日のように合わせ練習があって、なかなか自分自身の練習時間が取れず、時間のやりくりがたいへんでした。


こういう環境にあると練習効率を真剣に考えます。練習せずに思い切って休んでしまうほうが効率がよくなったりすることもあります。肉を切らせて骨を切る!なんてね。


開き直るわけではありませんが、追い込まれないと何もできないたちなのです。でも追い込まれるから鍛えられることがあるなあ。今回は本当にいろいろなことが見えるような気がして驚きました。たいへんだけど感謝の気持ちのほうが断然大きい。

Handy Recorder "Zoom's Q3"

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新しい録音機を調達。実は現在同じメーカーの別機種を使っているのだが、なんと今度のモデルは録画までできる。まあ画質は期待できないが、ちょっと録っておくには小さくて便利。youtubeにも簡単にアップロードできる。

肝心の録音のほうはどうか。まだ試していないが、マイクが少し小さいので少々不安があるものの、しっかり24bit/96khzまでカバーしている。

ヴィデオのモニターとして2インチのディスプレイがあるお陰で、操作盤としても見やすく、前のモデルと比べると、格段にインターフェースが進化している。これで値段が2万ちょっと。


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zeit/LICHTE

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先週いちばん驚いたニュースは、同期にドイツ留学していた美術家の渡辺好明さんが亡くなったこと。54歳。なんという若さ。彼の作品のテーマは「光ではかられた時間」というもの。蝋燭の灯りが少しずつ蝋を浸食していく作品を90年代に横浜で見せていただいたが、そのシンプルな美しさと、意表をつく表現に心を打たれたのを強烈に記憶している。ドイツ語の「zeit/LICHTE」というタイトルもとても美しいと思った。我々はともにDAADというドイツの交換留学機関にお世話になったのだが、そこのクリスマスカードにも彼の作品の写真が選ばれたことがあった。人に出すのがもったいなくて今でもそれを持っている。



彼のサイトがあることを、そのニュースのあとで知った。


http://www.ima.fa.geidai.ac.jp/~yoshiaki/index.html


そのサイトで彼の作品を時系列的に見ていると、フィボナッチ数列でならべられた蝋、初期の細胞を思わせるような作品など、意外にもいま僕が関わっている藤枝守氏の「植物文様」とも通じる世界だと思った。最近もやはり同じテーマで、しかしさまざまな形で作品を発表されていたようだ。本当に惜しい人をなくした。


立冬が近いというのに

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今週は暑いくらいの日が多かったです。とくに学校のレッスン室は西日がよく入るので、けっこう暑くなりやすく、冷房を入れたいくらいの日がありました。また明日くらいから寒くなるそうです。暦では立冬が近いというのに・・・。この気温変化の激しさは身体に厳しいので、睡眠をたっぷりとるようにしたいです。


今日散歩をしていたら、ムクドリ(恐らく)の大群が空を飛んでいて、すごい迫力でした。何千羽いるのだろう? 打ち上げ花火のようなスケールでした。あいにくカメラを持っていなかったのが残念。携帯の写真です。鳥も気候変化で、迷っているのかも。


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うらめしい雨

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雨ばかりで急に寒くなってきました。今日はヒートテックを着込んでます。


土曜日のピティナ・ピアノステップは無事に終了しました。今年はインフルエンザの影響か、10人近い方が欠席なさいました。例年にはないことです。

皆さんの演奏は、他人との比較でなくパーソナルなピアノとの関係を求めていく、という姿勢を感じさせてくれるもので、非常に感銘を受けました。


例年やっている「映像とピアノのコラボ」、今年は写真を使ったストーリー性のあまりない映像を作ってみましたが、意外と好評でした。演奏曲はドビュッシーの「古代のエピグラフ」という連弾曲で、ドビュッシーの友人だったピエール・ルイスの「ビリティス」という詩集にドビュッシーが付随音楽として書いたものです。少ない音符の数でこの表現力。大人のあそび。あらためてドビュッシーの力を思い知りました。経験豊かなアドバイザーの2人の先生にお手伝いいただいたお陰で、演奏も楽しかった。


「朝の雨」という曲があって、そのバック映像に雨の写真使おうと待っていたのですが、なかなか降らず、しかたなく昔撮った映像を使いました。なのにステップ当日から今日まで雨ばかりってどゆこと??


秋元牧場

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秋晴れの日、千葉の長柄町にある秋元牧場へ。とりたてて何もないこの牧場、とても好きです。今週末に「映像とピアノ演奏のコラボ」のイベントがあり、そのネタにしようと、カメラを2台持って出かけたのですが、気候がいいのと、その風景がどこか現実ばなれしていて、気持ちのいい時間がもてました。千葉はこういう隠れたスポットが多い。



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