手の矯正

ピアノを弾くとき、親指の付け根が内側に凹む人がよくいます。実は僕も子供の頃そうでした。「マムシ指」と呼ばれ、関節がカクンカクンと動きます。小学6年生の頃、手の格好がすごくいいピアニストの弾いているテレビを見て、直したいと思い、お茶の缶やそこらへんにあった筒状のものをゆるくしばって寝たりしました。いつも気にしていたお陰で、凹まなくなりました。この親指のマムシは格好がどうのという問題ではなく、音に芯がなくなってしまい、音階やアルペジォも弾きにくいのです。


やはり遺伝か、娘もそういう形です。


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そこで考案したのが、写真の方法。クラフト粘土を手の形に固めて、それを握って、手袋をして寝てもらおうというものです。子供の指の骨は大人のように繋がっておらず、繋がる前に形ができたほうがよいと思うのです。少し早すぎるかも知れませんが、効果があるかどうか経過を見たいと思います。


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