ペトルシャンスキー

9月も今日で最後。まだ日中暑いです。台風がまた来ていて湿気も多い。先週は大学の後期日程が始まり忙しくなってきた。

金曜日はボリス・ペトルシャンスキーのコンサートで杉並公会堂。教師としても名高い人。演奏は初めて聴いた。ショパンの幻想曲、舟歌でスタート。行間のニュアンスに情報量が多いのはさすが。雰囲気が張り詰める。スクリャービンの幻想曲と第4ソナタは、ロシアンスクールのピアニズムを遺憾なく発揮。音の密度と重量感で圧倒的なスケールの大きさ。また4番ソナタでの機敏さもソツがない。

時間の都合で後半は失礼したが、聴き応え十分だった。


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