身体の使い方再考

銀杏の葉の黄色い絨毯がそこここに。

このところ鬼も笑う来年の仕事が急にいろいろと入ってきて、師走を目前に慌ただしい気持ち。

木曜日はボディ・マッピングのスペシャリスト、長井芽乃さんとお会いして、12月にお願いしている講座の打ち合わせ。学生たちにはもっと身体の使い方に気を遣ってほしいと常々思っていて、やっとそういう趣旨の講座を持つことができる運びとなった。

藝大の学生時代に習った野口三千三先生のことも思い出す。「野口体操」として名高い野口先生は本当にユニークな存在だった。身体の動きを考える上で、自然の動きのみならず、漢字の成り立ちにまで着目した授業は衝撃的だった。「おへその瞬き」など体操のネーミングも愉快。

演奏と身体は切っても切れないもの。ボディ・マッピングはまた違った観点から身体の使い方を再考するきっかけになるはず。

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