晩秋のチェンバロ

日曜日、阿佐ヶ谷教会へ廣澤麻美さんのチェンバロを聴きに。

「聖と俗を駆ける」と題したコンサートは前半が教会関係、後半は舞曲や酒を称える曲など楽しい構成。昼下りの太陽の光がステンドグラスから降り注ぎ、神の祝福を受けているような前半と、日が陰り、黄昏がせまる夕景にかけて我々の本性が現れてくる後半のコントラストの面白さ。終曲は本来ピアノ曲であるアルベニスのタンゴで、アンコールはピアソラとノリノリ。教会はとても天井が高く、よい音響。久保田チェンバロが美しく鳴っていた。帰路はスーパームーンを眺めつつ。

千葉の家の隣の公園では、桜が急に色づいて来た。桜は2度楽しめる。晩秋の色も格別。

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阿佐ヶ谷教会


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千葉・君待公園の桜


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