文化の日は、新大阪のムラマツホールで恒例のフルートリサイタル。武満、一柳、ゲンツマーなどのプロ。時代を追って35回続いたこのシリーズもここで一区切り。名残惜しいが、また新たな展開が楽しみだ。
いっぽう昨日は今年から始まった「ソナタコンクール」の審査。古典期のソナタにフォーカスしたユニークなコンクール。アナリーゼやマスタークラスといったプログラムも用意されている。時代の新しい曲をバリっとこなす弾き手が、古典になるとあらら・・・というケースは少なくない。
一日中古典を聴き通したわけだが、とても興味深く聴けて、特に多かったベートーヴェンからは、また新しい発見があったように感じた。やっぱり凄い人だ。