今年6つめという台風が関東に向かっている。
来週は浜離宮朝日ホールでクール・プリエールの本番があり、練習に熱が入ってきた。
メインプロはブラームスのドイツ・レクイエム。オリジナルはオーケストラ+歌だが、ブラームス自身が作品全体をピアノ連弾用に編曲した自筆譜をベースに独唱・合唱をプラスした版を使う。
したがってピアノのパートはオーケストラの書き換えではない。
ピアノという楽器は、ロングトーンが苦手な楽器だ。しかもゆっくりのテンポでの連弾アンサンブルは至難の技。
ピアノ伴奏では、オーケストラに比べて比較的速めのテンポで進む場合が多いが、今回は上手いプリエールと、黒岩英臣マエストロのブラームスへの熱い思いもあり、とーっても、重厚なテンポで進む。
25日日曜日です。どうぞお楽しみに!