NDRエルプフィル

水曜日は京都コンサートホールで、NDRエルプフィル。ソリストは故障のエレーヌ・グリモーの代役でルドルフ・ブッフビンダー。ベートーヴェン4番。職人的な演奏だった。アラン・ギルバートの流れるような音楽との相性もよい。アンコールはベートーヴェンop31-3のスケルツォ。ソナタ全曲を手がけているだけあって、余裕の演奏。

オーケストラは、対向配置(第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが向かい合う)で、低弦が向かって左というもの。ちょっと慣れないが、弦楽器の技量は驚くべきものだった。ブラームス4番の終楽章でのモルト・エスプレッシーヴォの迫力は忘れられない。

ああ、でもグリモー聴きたかった!


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