卒寿のお祝い

恩師・中山靖子先生の卒寿のお祝いがあった。本当は4月初旬に行うはずが、震災の影響でこの時期になった。


矍鑠たるもので、はっきりした口調でユーモアも交えてのお話ぶりに、ただただ感心。ひとことひとことに含蓄がある。最近は川柳をなさるとのことでいくつかご披露されたが、子供や動物をいたわる心情にあふれていた。


この会では、昔も今も変わらない錯覚に陥り、少ない男性門下生が「ボーイズ」と呼ばれても違和感がない。だが現実は恐ろしいほど時間が経過していて、僕が初めてレッスンを受けてから37年になる。思えば、その頃の靖子先生の齢に自分がなっているのだ。・・・時を無駄にすまい。

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