ナンケンやったね

東邦の作曲OB、難波研君が、2010年度の武満徹作曲賞のファイナリストに選ばれました。これすごいことです。


この作曲賞、武満徹のアイデアで、審査員はひとり!という大胆なもの。毎年違う作曲家が独自の判断で受賞作品を選ぶ。これいいですよね。だいたい作曲のコンクールは審査員の意見が割れやすい。結果、落とし所を模索して作品が選ばれてしまったり。ひとりが選ぶのだから、もちろん責任もひとりが負う。その審査員だが、初回はデュティーユだし、それから続くのがリゲティ、ベリオと錚々たる面々。今年はスペクトル音楽の大御所、トリスタン・ミュライユ。


来年5月30日15時オペラシティ・コンサートホールにて本選。応援に行きましょう。


武満徹作曲賞ホームページ

http://www.operacity.jp/concert/award/index.php


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