穀雨

桜も、花粉も、インフルエンザも、寒の戻りも収まって、何かを落ち着いて始めるのに良い季節になりました。この時期に新学期を開始する日本の学校のシステムはなかなか考えられたものだと思います。


先月の能楽殿公演の感想がブログで取り上げられていて、たいへん嬉しい思いをしました。


http://dlmblog.jpn.org/2009/03/30/post_93.php


コンサートで何が嬉しいといって、演奏側の思惑と聴き手のそれが一致するほど嬉しいものはありません。作曲者の藤枝さんの思いが聴き手に届いているというのが文章に現れています。「雄弁な静寂」というのは、いい言葉ですね。


今年はまた新たな展開が生まれそうで、この季節の空気とともに楽しんでいます。ちなみにこの季節を「穀雨」といい、穀物の成長を助ける雨が降ることから来ているらしいです。


(写真は先週の秩父の夜桜)


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