ライオンキング

3月に入り毎日のように飲み会。忘年会シーズンでもないのに。我々学校人にとっては学期末というのがちょうど一段落する季節ということだろう。

で、ひょんなことから食事前に「ライオンキング」を観ることになった。生のミュージカルは小学生以来初めて。観客の大半は、制服姿の高校生(と思しき)の団体。なるほど、学校の劇場鑑賞なんだ。

舞台は気合いの入ったものだった。子役もしっかりと演技してた。あの有名な人間が着る(?)動物たちは、思わずやってみたくなるものばかり(チーターとかキリンとかシマウマとか)。

動物たちもそうだが、装飾も華美ではなく、アナログなアイデアが多くていい。太陽は縦型のアコーディオンカーテンみたいだし、河は反物(笑)、大きなライオンの顔もパーツの組み合わせ。釣竿の先についた鳥たちは羽根が細かく震え、お土産としても絶好の商品になるのではないか。

音楽はほとんど録音だと思うが、両サイドでパーカッショニストが二人、生演奏で大活躍している。人の声はどうやってマイクで拾っているのだろう? ときどき口パクやってるのか? チーターの顔と人の顔はワイヤーで繋がっているに違いない、崖から逆さに落ちるのは吊られているのが分かっているとはいえ怖いだろうとか、何かと裏事情に興味がわいた。

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