クラヴィコード展示会

土曜日、待望のクラヴィコード展示会に出掛ける。何と7人の製作家による13台ものクラヴィコードが一堂に会するという、画期的なイベントである。


個性のある楽器たちに会えたのもよかったが、恐らく大御所から若手まで日本中のほとんどのクラヴィコード製作家が集まったといっても過言ではないであろう、その製作家たちの素顔に接することができたのも嬉しかった。


クラヴィコードの素晴らしさは、発音からその音がなくなるまで奏者の思いを指で伝えることができること。これは製作家たちも異口同音にアピールしていたが、他の鍵盤楽器ではできないことである。


また一段とこの楽器への愛着と興味が増した。


(写真は現存するもっとも古いクラヴィコードとされライプツィヒ大学楽器博物館に所蔵されている16世紀のモデル)


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