ドイツからの宿題

金曜日に関空から軽やかに飛行機で帰る。

と、ドイツから分厚い郵便物が届いている。そして懐かしい筆跡! なんと、恩師クラウス・シルデ先生からのもので、開封してみると、手書きでびっしり書かれたバッハについての著述。

「モダンピアノでのバッハ演奏」というタイトルで2010年から6年越しで書かれたもの。

ものすごく貴重じゃないですか。いま、もっともホットなテーマじゃないですか。翻訳するしかないではないですか。

勘定してみると、ドイツ留学から帰国してもう30年近くになる。そしてシルデ先生も今年で御歳90歳になられるはず。「来年、天が許せばこれを出版・・・」とか書かれていて、うるっと来る。そしてワタクシめのような不肖の弟子にも心を配って下さることに、ただただ感謝。

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made by satoru sunahara