本番が続いて、いっぱいいっぱいになってしまい更新が遅れました。
25日はクラリネットの小谷口直子さんと新大久保のダクでコンサート。ブラームスの2番のソナタとシュポアの小品。小谷口さんとは昨年夏に初めてご一緒させてもらいましたが、そのときは「花は咲く」のトリオ版。今回、初めてクラシックの共演とあって楽しみでした。ゆったりとしたテンポで朗々とした音色で奏でる語り口は、日本のトッププレーヤーとしての実力と自信を感じさせてくれる。またぜひご一緒したい。
29日はベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会の2日目。京都府民ホール・アルティで行われましたが、22日の初日同様、大入り満員。僕の担当は第４番ト長調。まだ20代の指揮者、粟辻聡さんの丁寧なリードで、オーケストラのメンバー（このコンサートのために集められた京芸OBを中心とするオケ）も凄い集中力で弾いてくれました。お客さんの集中力も半端なく、まるで一音も聞き逃すまいとするような稀にみる環境。何とか最後まで辿り着き、心から安堵。コンチェルトは十何年年ぶりくらいで、貴重な機会でした。
DorianさんによるFacebook写真
