濃厚でした

先週火曜日は都内の6つのギャラリーをハシゴ。

横木安良夫(半蔵門・JCIIフォトサロン)の60年代ー70年代の写真展はエレキサウンドが聞こえてきそうな懐かしさ。

アントワン・オルフィー(九段・成山画廊)は日本カルチャー好きなパリ生まれの若手。書のような自由な筆致。

渡辺省亭(京橋・加島美術)は、本当に本当に普通にいいんだから!!

大谷透(白金高輪・児玉画廊)は、サンドペーパーの裏に、そのロゴをなぞりつつ、ひたすら色鉛筆で塗りつぶしていく。これ、やってみたくなるよ。

フォトコレクション展(ミッドタウン・フジフィルムスクエア)では、齋藤亮一のノスタルジックな写真がひときわ光っていた。山崎博の空と海のHeliographyもやばい。日大芸術恐るべし。

最後は松澤宥(六本木・オオタファインアーツ)。物質文明を否定したオカルトな表現は・・・まじやばい。


6箇所の振れ幅大きく、ものすごく満足。


水曜日は市原湖畔美術館でカールステン・ニコライの個展。前衛的な佇まいがやや場違いな感じも。ノイズがなかなか心地よい(奥さんは気持ち悪かったと)。併設するピッツェリア、地物を使ったピッツァは美味い。


木曜日は京都・醍醐寺へしだれを見に。まだ三分咲きだったがさすがの威厳。夜は塚原筍の若竹煮や季節を先取りしたイサキを楽しむ。


金曜日は叔母・従兄弟と再会。宝塚温泉にゆっくり浸かったあとは、小雨の中山寺を散策。


日曜日は中山靖子先生のお墓参り。上野・寛永寺に門下生30人余りが集まった。上野公園は七部咲きだが、ものすごい人出。


濃い~い一週間でした!


made by satoru sunahara