ラ・トゥール

ラ・トゥールがまた上野に来ている。国立西洋美術館でルーヴル展が行なわれており、目玉になっているようだ。


もう20年以上前、初めてルーヴルを訪れたのを思い出す。まだピラミッドはなかった。そしてあの「モナリザ」を数分間、独占した。その時は下のほうに掛かっていて、目線が合う。奇跡的に他に客がおらず、ゆっくりと鑑賞することができた。そんなことができたとは今でも信じられない。


その時いちばん印象的だったのが、ラ・トゥールだった。買って来た絵はがきがその証拠で、モナリザとラ・トゥールの4枚のみ。そのラ・トゥール、最近よく遭う。今さら、と思ったけど安かったのでブックオフで「ダ・ヴィンチ・コード」を買って読んだ。そこで注目される「マグダラのマリア」をラ・トゥールも描いているのを、改めて知った。また土曜日の「美の巨人たち」というテレビにも登場、たてつづけだ。


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久々に会いにいくか。


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