ピアノ選定

11月のブラームスプロに使うピアノの選定に行ってきました。候補はスタインウェイ2台とベーゼンドルファー。ブラームスなだけにできればウィーンの楽器であるベーゼンドルファーを選びたい気持ちはあった。そしてそのベーゼンドルファーはとても良い楽器だった。

・・・ところがベーゼンドルファーを選ぶわけにはいかなくなった。1台のスタインウェイが良すぎたのだ。製造番号49万番台の、いわゆる最後の象牙鍵盤のスタインウェイ。もう1台のスタインウェイはやや新しいもので、これもたいへんな能力をもったやつだと思った。だが49万番台。もう25年は経っているこの頃の楽器を置いてあるホールも少なくなった。自分が使っている楽器も実は49万番台のB型。楽器ってある意味代えがたいものであることを、あらためて痛感。

会場は上桂(京都の西)、田園風の住宅街の中にある青山バロックザール。このホールを選んで本当によかった。


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