6日(日曜日)は、水戸の茨城県近代美術館で植物文様の演奏会。美術館のエントランスホールに300人のお客さまにいらしていただきました。
「耳をすまして」というテーマの展示会が開催されていて、藤枝さんの「宙づりのモノコード」が展示されている、まさにその場所での演奏会。
高い天井からぶら下がったモノコードが磁力と共振して幽かな音をたてている中、クラヴィコードの演奏から始まりました。その後、ピアノソロ、後半はヴァイオリンソロ、ヴァイオリン+ピアノ、歌+ヴァイオリン+ピアノと、響きを広げていくという趣向。
石でできたこの空間は、とても心地よい響き。まわりもとても静かで植物文様という音楽を鑑賞するのに最適な空間かも知れません。
クラヴィコードの植物文様CDもお陰さまで再プレスされ、また4月にも藤枝作品をピアノで演奏する機会ができそうです。