チェルニーの翻訳本、ついに出版!

大学は明日から実技試験期間です。学生たちの緊張感が日に日に高まっているのがわかります。


さて、昨年末に春秋社から「ツェルニー・ピアノ演奏の基礎」が出版されました。僕がここ数年講座で取り組んできたあのチェルニーの名著「von dem Vortrage」(演奏について)の翻訳です(訳は岡田暁生氏)。

ようやく訳本が出たわけですが、これは多くの人に読んでいただきたい本です。


一昨年に恩師、中山靖子先生が出された本が「ピアノ演奏の基本」で、チェルニーが「ピアノ演奏の基礎」。単なる偶然ではない気がします。内容に共通点が多いのです。自分が正統的な教育を受けてきたことを感謝とともに実感します。


3月22日の13時からこのチェルニー・シリーズの最終回です(CONCERTSのページをご覧ください)。平日の午後ではありますが、この訳本とともに解説できる機会となりました。どうぞご参加ください。


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