金継ぎ

知人が金継ぎをやっていて、その作品展示を見に、銀座へ出かけた。金箔を扱う店(=金座)が銀座にあってそこで開かれている。銀座の金座でややこしい!

金継ぎは、割れた陶器などを漆で接着して、表面を金などで仕上げる修復法。金のほか錫や銀を混ぜて使ったり、他にもさまざまな色合いのある器が見られ、また今回はこの世界でも珍しい「螺鈿」を使った作品が展示されていた。独特の味があり、美しい。

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割れた器が蘇る、というより、むしろ割れたがためにより美しく生まれ変わったという印象を受けた。不謹慎だが、わざと割ってもよいのではないかと思うくらい。

早速ひとつ買って帰り、酒を楽しんだ。

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