photo by nigatuzora
藤枝守「クラヴィコードの植物文様」
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千葉市美術館に芳中が来たので、家族3人で出かけた。京都の細見美術館で見てその簡略化の粋を感じた中村芳中、その芳中が特集され、また千葉で開催されているのが嬉しい。家族もそのコミカルな表現に、思わずにやにやして楽しんでいた。あらためて見ると、田河水泡の「のらくろ」や横山隆一の「フクちゃん」など昭和初期の漫画などのタッチと似ているようにも思え、ひいては世界に冠たるマンガ王国である現在の日本にも繋がっているように感じられた。
「光琳を慕うー中村芳中」展は5月11日まで。