茅野セミナー

酷暑が続いています。

先週は茅野で室内楽セミナー。テーマはベートーヴェンのトリオで、op.11「街の歌」、op.38(op20七重奏曲のトリオ版)、op.44(変奏曲)、op.97「大公」、op.121a「カカドゥ変奏曲」。ヴァイオリンの杉原まさみさん、チェロの与縄美也子さんのご協力で、充実の内容。すべて長調の曲、またすべての曲で変奏曲が重要な位置を占めています。しみじみとした親愛の情にあふれたベートーヴェンの側面がクローズアップされた形となりました。喜びのクライマックスが6/8拍子で表現されるなどの共通項も多く、はからずもベートーヴェンの音楽の核心はかくやと思わせる選曲となった感があります。やはりいいです、ベートーヴェン。

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セミナー終えて、車山に上りました。涼しいはずの車山も、風は気持ちいいものもさすがに暑かったです。


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