さよなら2012年

12月の後半は、友人たちと会える機会が多く嬉しかった。なぜか年末になると、人と会いたくなる。これだけ短期間に心を許せる人たちと多く会えるというのは、年末というメリットかも知れない。


昔、江古田に住んでいて、よくいく店がいくつかあったが、最近はご無沙汰。久々に行ってみるとまだ変わらずにいてくれて嬉しい。ある店のマスター、なんと出身地が同じ十条で驚く。20年も前から知っている店なのに、今になってそんな情報をねえ。子供時代に遊んだ地名など言い合って懐かしがった。マスターは珈琲豆をいつも選別しているが、特別にマンデリンを淹れてくれた。美味だったー。


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23日、恒例になった永生病院でのクリスマスコンサート。いつもたくさんの方々が聞いてくださる。そして打ち上げも楽しい。今年は昔の同僚の指揮者も来てくれて、話もはずんだ。


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27日、中学時代の同級生たちと、皇居参観してはとバスに乗った。皇居は外国人観光客も多く約100人ほどで回った。天候にも恵まれ気持ちのよい午後を過ごす。そのあとにレインボーブリッジを渡るはとバスの1時間コースに参加。初めて2階建て屋根のないオープンバスを体験。景色はよかったけど、とにかく寒い!

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28日は四日市まで恩師のコンサートを聴きに行く。ショパンのオールマズルカプロというマニアックなもの。ショパンのマズルカの特異性を強く感じた。何とも言えない転調の彩。それでいて和音の種類はさほど多くない。ショパンの得意な導音7度の和音や増6の和音はあまり顔を出さないのに、恐らく転調の妙と旋法的な旋律のおかげで、豊かな色彩感を味わう。もちろん演奏の素晴らしさは言うまでもない。そして最後の最後に、op63-3。待ってましたのショパン和音に涙があふれる。プログラム構成が素晴らしすぎます。


31日は家族で浅草に。目当ては夫婦で一度行ってみたかった、浅草のお笑いを見に行くことだ(すず風にゃんこ、とかいっぺん見たかった!)。子供も一緒だったので東洋館にした。思った通りの演芸場のたたずまい、演者とお客のやりとりもいい。娘のような小さな子はいなかったので、マジックの手伝いをさせられていました。そのあとに「花やしき」で遊んで帰りました。浅草はくせになりそう!


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もう3時間くらいで新年です。また来年もよろしくお願いいたします!


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